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2025-08-04 17:32:00
頸椎ヘルニアによる右腕~手先への激痛との闘い戦記
タイトルの通り頸椎ヘルニアによる神経痛も多いのですが、まずは寄せられた寄稿文を一読ください。
患者様はもともと右足に坐骨神経痛と腰痛があったのですが、今度は頸椎に症状が現れました。これについては再三当院がご注意申し上げていたのですが、教科書通りのことが起きました。
私は50代の男性です。数年前から首や肩にこりを感じることが多く、デスクワークを続けていると右腕に痺れが出るようになりました。最初は一時的な疲れだろうと考えていましたが、ある日突然、右腕に鋭い激痛が走り、ペンを持つことさえ困難になりました。整形外科を受診したところ「頸椎ヘルニア」と診断され、手術も検討するように勧められました。
しかし手術のリスクや長期の休養を考えると簡単には決断できませんでした。痛み止めや湿布を使用しても根本的な改善はなく、夜も痛みで目が覚め、日常生活に大きな支障をきたしていました。そんな中、知人から「中国鍼が頸椎の症状に良かった」という話を聞き、半信半疑ながら治療を受けてみることにしました。
初めて訪れた鍼灸院では、詳しい問診と丁寧な説明があり、「頸椎ヘルニアによる腕の痛みは、神経そのものへの圧迫だけでなく、首や肩周囲の筋肉の緊張や血流不良が大きく関わっている」と教えていただきました。そして、首から肩甲骨周囲、腕にかけて中国鍼を打ち、気血の流れを整える施術が始まりました。
最初の施術で劇的に痛みが消えたわけではありませんでしたが、施術後は首から肩にかけて温かさが広がり、長く続いていた緊張が和らぐのを感じました。週に1度の治療を続けるうちに、激しい痛みは徐々に和らぎ、3回目には夜中に痛みで目覚めることがなくなりました。5回目を終える頃には、腕のしびれが薄れ、日常生活の動作もスムーズに行えるようになったのです。
さらに、先生から自宅でできるストレッチや正しい姿勢の取り方も教わり、生活の中に取り入れました。治療開始から3か月が経つ頃には、右腕の激痛はほとんど感じなくなり、仕事にも支障なく復帰することができました。
今では定期的なメンテナンスを続けながら快適な日常を取り戻しています。中国鍼によって、手術をせずにここまで改善できたことに深く感謝しています。頸椎ヘルニアによる腕の痛みで悩んでいる方には、ぜひ一度鍼灸治療を検討していただきたいと思います。